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BRANDS 2022.07.11

このウェアは海をきれいにする-malibu shirts-

マリブシャツは2004年カリフォルニアのマリブでグラフィックデザイナーのデニー・ムーア氏により設立されました。

毎年、約800万トンのプラスチックが海に流れ込んでいると推定されており、その重さはジェット機でいうと5万機相当に匹敵します。2050年には海洋中のプラスチックゴミの重量が魚の重量を超えるという調査報告もあり、このままでは魚類や海鳥、アザラシなどの海洋哺乳動物、ウミガメなど多くの生態が危険にさらされます。(※) その現状を打開すべくマリブシャツは創業されたのです。デニー・ムーア氏の声掛けに集まった日本の仲間たちによってリサイクル素材の開発が始まり、海洋ゴミからアップサイクルされた再生ポリエステル原料を使用したサスティナブル素材「ONE OCEAN」を生み出しました。「ONE OCEAN」を使用したマリブシャツのゴールは海からゴミをなくすこと。リサイクル素材の開発や活動に日々取り組んでいます。

※令和元年版環境省「環境白書」より(https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/r01/html/hj19010301.html)

プラスチックゴミがどのようにリユースされるのか見てみましょう。

STEP1: ペットボトルなどの海洋ゴミを回収する

STEP2: 回収したゴミを分別し細かく裁断、洗浄して再利用できる状態にする

STEP3: 2を溶かし不純物を取り除いて、ペレットに成型

STEP4: ペレットを溶かして繊維にする。この綿(ワタ)状にしたポリエステル繊維と、同じく綿(ワタ)状綿の繊維をブレンドする。

STEP5: 4を撚って糸にする。

STEP6: 糸を編み上げ、カットソー生地にする。

マリブシャツの商品にはすべてONE OCEANカードがつけられており、商品に含まれる海洋ゴミ再生ポリエステルの量がペットボトル(1.5L)の本数に換算して表示されています。スタンダードTシャツなら4.6本、ヘビーウェイトフーディーなら7.3本分が含まれているのが一目で分かります。環境問題の背景を意識しながらファッションを楽しむ、マリブシャツらしい取組です。こうした活動はまだ始まったばかりであり、海のゴミからTシャツが作られるようなことのない世界を目指しています。

そんなマリブシャツの商品は公式サイトからぜひチェックしてみてください。屋外でラフに扱える一方、街中ではクールに着こなすことができるジェンダーレスなアイテムが揃っています。

malibu shirts公式ECサイト

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